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コラム

家庭血圧について

血圧が一定していないことを心配される方がいらっしゃいますが、血圧は一定していないのが普通です。
通常血圧は日中高く、睡眠時は低くなります。医療施設で測定すると、緊張して血圧が上がることもよく経験され、白衣を着た人がいるところで上がることから「白衣高血圧」といいます。
横になって計るよりも、座って計った方が血圧は低くなりますし、入浴後は低くなります。一日一日血圧は変動しますし、長い目でみて本当に高血圧かどうか判断する必要があります。
このことから家庭血圧を測定することが大切です。家庭で血圧を朝食前と、出来れば寝る前の2回測定しましょう。 安静時に同じ姿勢で2回程度測定し、平均値を記録してみられたらいかがでしょうか。 家庭血圧が135/85mmHg以上は高血圧です。
血圧計は指や手首で測るタイプもありますが、腕で測るほうがお勧めです。毎日記録したデーターを参考に主治医の先生と相談してください。脳卒中、心臓病の予防の面から、高血圧をきちんと治療していくことはとても大切です。
血圧の薬は「くせ」にはなりませんから、医師とよく相談して安心して服用されてください。

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