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胃食道逆流症について

皆さんは食べ過ぎたり、脂濃いものや刺激の強い食事を食べたりした後、「胸焼け」「胃痛」を感じることはありませんか。
この原因の一つとして胃食道逆流症があげられます。胃食道逆流症の症状は、「胸焼け」「胃痛」や食べたものが「つかえたり」「あがってきたり」などの消化器の症状のみならず、「喉のイガイガ感」「胸・背中の痛み」「頑固な咳」などもあります。最近では、胃食道逆流症は日本人の約30%に認められるともいわれています。
普通は胃液が食道に逆流しないようにする機能がありますが、この機能が弱まり胃液で食道の粘膜を傷害されると胃食道逆流症を起こします。
内視鏡検査を行うと、典型的には胃食道逆流症では下部食道にただれた部分が観察されるのですが、検査で異常がない胃食道逆流症の人も多いということも知られています。 前かがみの姿勢を続けたりコルセットなどでお腹を締め付けたり、また肥満、便秘なども症状を悪化させます。
胃食道逆流症には胃酸を抑える薬がよく効きますので、かかりつけの先生にご相談下さい。

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