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コラム

未病について

中国の古典では「名医は未病を治す」と述べています。
「未病」とは、症状が無くても検査で異常のある場合や、検査で異常が無くても症状がある場合と考えたらいいでしょう。
最近のメタボリック症候群に注目が集まったり、検診が推奨されたりしているのは、この「未病を治す」ことと同じ発想です。元をただせば同じ病気でも、一旦こじらせると治るまでにすごく大変です。
早期発見・早期治療によって病気も早く回復し、医療費も随分節約することが出来ます。調子が悪かったら、早めに受診してください。
日々、新しい薬は開発されてきますが、世の中にどんなに優れた薬があろうとも、薬を必要としない丈夫な体であるのに越したことはありません。食事、運動、禁煙、飲酒、休養が健康の5要素といわれていますが、ストレス発散も大切です。
医者も結構気を使う仕事で、僕はジョギングで発散しています。佐賀平野を走っていると、気持ちも新たになってアイデアも浮かびます。
いい季節ですのでみなさんも散歩でいいですから汗をかいてみませんか。 頭も体もバランス良く使うのが健康に良いと思います。

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