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子供と喫煙

タバコの害によって、日本人を年間11万人、世界中では400万人の人間が死亡しています。
大人の喫煙率は減少していますが、若い女性の喫煙率が上昇しているのは問題です。 未成年からの喫煙は健康面でより危険で、非喫煙者と比較し肺がんに約6倍かかりやすくなり、高校生から喫煙すると約10年寿命が短くなります。
更に、未成年の喫煙は成長障害、知能、美容にも悪影響を及ぼすばかりではなく、大人はもちろん同世代の異性から見ても、 「格好悪い」「見苦しい」と思われているという調査結果があります。
一日3~4本のタバコを2週間続けると4分の1の人がタバコを止められなくなります。止めたくても止められない状態は「ニコチン依存症」という病気と認識する必要があります。喫煙者の8割が本当はタバコを止めたいと思っています。
学校の先生も子供の喫煙は「謹慎」などで処罰するより、「ニコチン依存症」を治療するという姿勢が必要ですし、今後学校での喫煙教育も必要であると思います。
教育の現場たる学校こそ、全面的に禁煙にすべきではないでしょうか。

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